2015年7月27日月曜日

さわりで覚えるクラシックのピアノ名曲50選 レビュー

楽書ブックス編集部の「さわりで覚える
クラシックのピアノ名曲50選
」のレビューです。

楽書ブックスは「さわりで覚える名曲シリーズ」として
クラシックのピアノ名曲50選を出しています。

他には、映画の名曲50選、ジャズの名曲25選、
オペラの名曲20選などがあります。

このシリーズの特徴は CD が付属することです。

曲を聴きながら、作曲者のプロフィールやエピソード、
当時の時代背景、曲の説明を読み進めることができます。

CD は 2枚組で、尺が短い曲はフルで収録されていますが、
長い曲は6分以内になるようにカットされています。
あくまで、「さわりで覚える」なので。

登場する作曲家は、ショパン、バッハ、モーツァルト、
ベートーヴェン、シューベルト、メンデルスゾーン、
シューマン、リスト、チャイコフスキー、フォーレ、
アルベニス、ドビュッシー、サティ、スクリャービン、
ラフマニノフ、ラヴェルです。

クラシックの名曲をネットで検索すれば簡単に視聴する
ことができる時代ですが、曲紹介の情報量などは、
やはり本の方が上だと感じます。

既に知っている曲についても、曲が作られた背景を
知ることで、また違った聴き方ができて面白いです。

巻末にはクラシックの作曲家50人の年表が載っており、
バロック、古典、ロマン派、近代に分けられているので、
誰がどの時代の人物なのか整理することができて便利です。

このシリーズはハワイアン、タンゴなども出ています。
馴染みのないジャンルの音楽について手っ取り早く
知りたい時に重宝しそうです。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...