KRONOS ~ KRONOS2 までの比較です。
最近の音楽雑誌では KRONOS2 を
KRONOS として紹介しています。
これから KRONOS の存在を知る方だと、
KRONOS、KRONOS X、KRONOS2 と
三種類あることを知った時に混乱するの
ではないかと思います。
ざっくりと違いをまとめてみました。
追記:2016年2月に発売予定の KRONOS Platinum は
カラーチェンジモデルで、性能は KRONOS2 と同じです。
追記:2016年12月に発売された KRONOS LS は
LS鍵盤を搭載した機種で、性能は KRONOS2 と
同じです。外形寸法は若干スリムになりました。
追記:2017年1月下旬に発売予定の KRONOS GOLD は
Platinum と同様のカラーチェンジモデルです。こちらも
性能は KRONOS2 と同じです。
追記:2019年2月下旬に発売予定の KRONOS SE は
赤にカラーチェンジしつつ、イタリアン・ピアノと KApro
の音源が追加されたものになります。
発売年
発売順は以下の通りです。
KRONOS :2011年発売。
KRONOS X :2012年発売。
KRONOS2 :2014年発売。
KRONOS と KRONOS X はブラックの機体で、
KRONOS2 は横が木目調になりました。
KRONOS2 というのは、メーカー以外が
呼んでいる便宜上の名称です。
ネットショップなどで混乱を避けるために
2 が付けられていますが、公式な製品名は、
あくまで KRONOS です。
スペックの違い
以前書いた記事がありますので、ご覧ください。
読んでいただくとお分かりになる通り、KRONOS は、
PC やゲーム機のようにネットに接続することで
バージョンアップや追加音源の購入が可能です。
つまり、アップデートすることで三機種に劇的な差は
生まれないと考えています。
ただ、「KRONOS と KRONOS X の違い」にも追記しましたが、
初代 KRONOS の SSD 増設サービスが終了しているようです。
サポートが怪しくなってきたので、注意が必要です。
流通
KRONOS と KRONOS X は生産が終了しています。
新品は、まだお店で売っている分があれば、それで最後です。
生産終了について、私はだいぶ後になってから知りました。
理由を調べると納得する情報が出てきましたが、
公式のアナウンスではないので明記しないでおきます。
そして、2014年に発売された KRONOS2 は、
結果としてマイナーチェンジモデルでした。
そもそも、初代 KRONOS の段階で仕様がしっかりしているので、
音源の追加とシステム周りの改良を行っただけなのも頷けます。
容量、外形寸法、質量の比較
KRONOS と KRONOS X の
外形寸法、質量は変わりません。
KRONOS 2 になってから少し変わります。
以下に、簡単な比較表を作りました。
KRONOS2 は、多少重くなりましたが、
その代わりサイズダウンしているようです。
メモリーの物理的なサイズは、初代が 2GB、
X や 2 は 3GB で、「PCM で使える容量」が
それぞれ 1GB や 2GB という意味になります。
どれを買うか
私なら、(新品があれば)KRONOS X か KRONOS2 の二択です。
音源は追加で購入が可能ですし、OS のバージョンアップも、
「KRONOS2 だけ」といったサポートにはならないと思います。
初代 KRONOS は先述した通り、サポート面が怪しくなってきたので
今後の拡張性を求める場合に不利と考え候補からはずしました。
ただ、プリセットだけでも十分なので、X や 2 と比較して
価格が落ちてきたなら初代もアリだと思っています。
あとは、どっちの見た目が好きかでしょうか。
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