2017年10月9日月曜日

CASIO 光ナビ LK-228 と LK-128

カシオの光ナビゲーションキーボード LKシリーズが
「223/123」から「228/128」になります。

まず、それぞれを一つ前の機種と比較します。
 
 
LK-228 と 223 の違い
違いは、内蔵されている「曲目リスト」の内容です。
以下の曲をレッスン機能で覚えていくことになります。
 
 
 
LK の上位機種は、222 → 223 → 228 と数字が
上がってきましたが、実は機能面がほぼ一緒です。
 
また接続端子、外形寸法、本体の質量に
ついても同じになります。
 
見た目も曲目リストなどの印字が違うだけで、
使われているキーボード自体は変わりません。
 
ですので、好きなレッスン曲が内蔵されている方を
選ぶという判断基準になります。
 
 
LK-128 と 123 の違い
こちらは曲目リスト以外にも違いがあります。
 
一番の変更点は USB端子の廃止です。
これにより PC との接続ができなくなりました。
MIDI の送受信も当然行えません。
 
マイクのサンプリング機能も無くなりました。
 
例えば、「あー」という声を記録して、それを鍵盤で
演奏できる機能です。弾いた鍵盤の位置に応じて、
音も高さを変えて発音します。
 
ちなみに、電子ピアノなども本物のグランドピアノの音を
サンプリングして発音する仕組みになっています。
 
なお、マイク端子自体はどちらの機種にも付いているので、
キーボードにマイクを接続して内蔵スピーカーから声を
出すことは可能です。
 
リズムパターンも 123 では 100のリズムが内蔵されて
いますが、128 では 50 に減りました。
 
まとめると、以下になります。
 
LK-128:USB端子なし、サンプリングなし、内蔵リズム50
LK-123:USB端子あり、サンプリングあり、内蔵リズム100
 
結果として、この下位機種のシリーズは、
リニューアルに伴い機能が削減されました。
 
演奏目的だけで複雑な機能は要らない、
というニーズに応えたのかもしれません。
 
また、バーチャルホール機能というものが
128 だけに追加されています。
 
『コンサートホールで演奏しているような音響効果』と
ありますが、要するに音色に残響音を付ける機能です。
 
これに該当するエフェクトとしてリバーブ機能があり、
どちらの機種にもこれが備わっています。
 
LK-128 はリバーブ機能+バーチャルホール機能。
LK-123 はリバーブ機能のみとなります。
 
…正直、内蔵曲にこだわりがなければ、機能が盛りだくさんで
価格の安い LK-123 がオススメです。
 
 
LK-228 と 128 の違い
まず、音色数、エフェクト数、リズム/パターン数、
内蔵曲数などは 228 > 128 になります。
 
次に、128 にはレイヤー、スプリットがありません。
 
レイヤーは、例えばピアノとオルガンの音色を
重ねて演奏する時などに使います。
 
スプリットは、例えば中央のドから右の鍵盤をバイオリン、
左の鍵盤をピアノのように音色を振り分ける時に使います。
 
あとは、USB端子と SDメモリーカードスロットの有無です。
 
パソコンと接続してレッスンする曲をダウンロード購入したり、
音楽ソフトと連携したり、録音機能を使って演奏を録音したい
場合は 228 一択になります。
 
鍵盤は、どちらも「61ピアノ形状鍵盤」です。これは
ピアノタッチではなくプラスティック製の軽いタッチ
の鍵盤になります。

 
まとめ
128 から USB端子が無くなったことで、上位機種と
下位機種の差異が明確になりました。
 
シンプルに演奏を楽しみたいなら 128、それに加えて様々な
機能を使いたい場合は 228 という選択肢になりそうですね。
 
繰り返しになりますが、内蔵曲にこだわりがないのなら、
値段の安い旧機種を探すのもありだと思います。
 
光ナビのより基本的な機能については、過去記事をご覧ください。
 
 

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