音作りの基本6です。
オシレーター、フィルター、EG、LFO、アンプ
について紹介してきました。
基本的にはこれらの組み合わせで
音を作っていきます。
MS-20EX は、オシレーターが2つあるので、
レイヤーで鳴らしたり、パッチパネルを
操作することで色々な音作りができます。
最後は、まとめになります。
アナログシンセでは、
VCO、VCF、VCA を音の三要素と定義しています。
ここで気になるのが、頭文字の "V" です。
アナログシンセは電圧をコントロールして制御するので、
設定したパラメータを具体的な数字にした場合、
小数点以下が延々と続くような値になります。
一方、MS-20EX で音作りをした際は、
具体的な数値(0.00~10.00など)で設定しました。
このように、出力する波形がアナログ、制御が
デジタルのものは、DC(デジタル・コントロールド)と言います。
ですので、バーチャル・アナログ・シンセの各所は、
厳密には、DCO、DCF、DCA になります。
ただ、今はデジタル制御が当たり前の時代なので、
DC を暗黙の了解とした上で VC と呼んでいたり、
単にオシレーター、フィルターといった言葉が使われます。
KRONOS も本来はミュージックワークステーションですが、
便宜上シンセサイザーと言ってしまうような感じでしょうか。
時代とともに変化してきた楽器なので、
言葉選びもややこしくなりました。
レビューでおなじみ、氏家さんの MS-20 mini の動画です。
私は、KRONOS のタッチパネルやトーン・アジャスト機能を
駆使してパラメーターを設定しましたが、やはりハードの
バーチャル・アナログ・シンセの直感的なエディットが
一番だなと改めて感じました。
トーン・アジャスト機能についてはこちら
音作りの基本は以上になります。
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