2015年6月8日月曜日

KORG KRONOS X 音作り(HD-1)

HD-1 の音作りについて簡単に紹介します。

音作りの基本については、
などで触れましたが、HD-1 でもやり方はあまり変わりません。
 
プリセットの「Stereo Concert Piano」を例にします。
 
 











まず、Main 画面ですが、オシレーター、フィルター、
アンプなど見覚えのあるパラメーターで構成されています。
赤枠部分をタッチすれば、それぞれの設定画面に遷移します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「Basic/Vector」 → 「Program Basic」に進みました。
 
赤枠箇所で「Oscillator Mode」が "Double" に設定され、
「Play Page MS/WS/DKit Display」でオシレーターが
2つ指定されています。
 
ここでのオシレーターは三角波などではなく、
「Acoustic Piano」という楽器名が選ばれています。
 
黄枠では、Key Zone が設定されています。
ここで、オシレーター1 とオシレーター2 が
発音する範囲を選択することができます。
 
例えば、オシレーター1 にピアノの音色、オシレーター2 に
バイオリンの音色を指定し、Key Zone を設定することで、
スプリット機能のように扱えます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「OSC/Pitch」 → 「OSC1 Basic」に進みました。
ピアノのマルチサンプルが 3つ指定されています。
 
(少しややこしいですが、HD-1 では1オシレーターに
複数の音色を設定することができます。)
 
赤矢印の箇所でベロシティが設定されており、
実際に演奏すると、赤枠でどの波形が
鳴っているか確認することができます。
 
このベロシティゾーンの設定により演奏の強弱で音色を変えたり、
またベロシティゾーンを重ねることでレイヤー機能にもなります。
 
PROG モードだけど、マルチティンバー・モードのような
使い方ができるようになった、といった感じでしょうか。
 
このように、プリセットの設定値を参考にしていけば、
HD-1 での音作りもだんだん分かってくると思います。

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