2015年3月3日火曜日

シンセサイザーの基礎 レビュー

松尾英樹 著の「シンセサイザーの基礎」のレビューです。

シンセサイザーの基礎というと、個人的には
アナログシンセのパラメーターをイメージしますが、この本は、
初めてシンセサイザーを購入する人向けの内容になっています。

"シンセサイザーとは何か" から始まり、
ケーブル、スタンド、ペダル、ケースなど、
どういった周辺機材が必要か、といった紹介に続きます。

一応、音の三要素として VCO や VCF などについても
触れていますが、簡単な説明のみで音の作り方に
ついての記述はありません。

この本は、第1版が 2002年なので、扱っている機種も
「YAMAHA MOTIF7」、「Roland Fantom」、「KORG TRITON Le」
など懐かしい名器ばかりです。

これらの機種の実際の使い方を紹介する中で、
ピッチベンダー、アフタータッチ、アルペジエイターなどを
覚えていくという進め方になっています。

簡易版オペレーションガイドといった感じでしょうか。

後は、ピアノ、オルガン、ギター、ベースなど楽器別の
奏法や専門用語についての解説が載っています。

10年以上前の書籍ではありますが、シンセサイザーの
使い方は今でもそれほど変わっていません。

これから基本的なことを勉強したい方にはオススメの一冊です。
 

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