2014年12月14日日曜日

KRONOS X と KRONOS2 の違い

KRONOS OS Version 3.0 の内容も分かったので、
KRONOS X と KRONOS2 を比較してみます。
 
情報は、2014年12月14日現在でまとめています。
 
今後の KORG のサービス内容変更によっては
加筆修正する場合があるのでご了承ください。
 
KRONOS X との比較として記述していますが、
KRONOS と KRONOS X は同等に扱っています。
 
KRONOS と KRONOS X の違いについては以下をご覧ください。
 
まず、KRONOS X の OS を Version 3.0 にすることで、
KORG の HP で紹介されている KRONOS2 の
機能のほとんどを同様に使うことができます。
 
でも記事にしましたが、再度まとめます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
SGX-2
ピアノ音源が SGX-1 から SGX-2 になります。
これに伴い、ストリング・レゾナンス、
ウナ・コルダ(ソフト・ペダル)が機能に追加されます。
 
 
新セットリスト
ボタンのカラーが変更できるようになったりと
色々カスタマイズできるようになります。
 
 
タッチ・ドラッグ機能
今までは、テンキーやバリュースライダーで
パラメータの値を変更する必要がありましたが、
タッチ・ビュー内のドラッグでも変更できるようになりました。
USBキーボードでテキスト入力も可能になります。

その他のアップデート情報は、KRONOS_Update_3_0_2 フォルダに
入っているマニュアル "KRONOS_Op_Guide_J.pdf" の 27P に載っています。
 
それ以外の KARMA などは、
KRONOSシリーズすべてに搭載されている機能です。 
 
OS アップデートだけではカバーできない機能は以下になります。
 
 
ベルリン・グランド(EXs17 – SGX-2 Berlin D Piano)
KRONOS X には、ジャーマン・グランド、ジャパニーズ・グランドの
ピアノ音源が搭載されていますが、KRONOS2 にはベルリン・グランド
が追加されました。
 
ジャーマン・グランド、ジャパニーズ・グランドは
8段階ベロシティ・レイヤーなのに対し、
ベルリン・グランドは12段階ベロシティ・レイヤーで、
更にウナ・コルダ・サンプルがあるようです。
 
OSアップデートにより追加されるウナ・コルダの機能は、
ベロシティ値を実際よりも低い値で出力するだけの仕組みですが、
ベルリン・グランドは、ウナ・コルダ専用のサンプルを内蔵しており、
表現にこだわっているようです。
 
 
最新プリセット音色(2バンク分)のパッケージ(EXs18 – KORG EXs Collections)
EXs11、EXs15、EXs16 からストリングス、クワイア、ブラスなどの
アコースティック・サウンドの一部を集めたダイジェスト版です。

 
KRS-07 Sound Pack 3.0
様々な有名曲の音色(The Beatles の Imagine ピアノなど)を
再現したもののパックです。
 
上記3つは、KRONOS2 にはプリセットされています。
KRONOS X の場合は、2015年1月後半より
販売予定の Sound Pack を購入することで追加できます。
 
2015/01/30 追記:リリースされました。

 
EXs19:KApro Private Collection
追加音源です。KRONOS X の場合、ダウンロードは有料ですが、
KRONOS2 は無料でダウンロードできます。


まとめ
まとめると、OS をアップデートして、2015年1月後半より販売予定の
音源を追加すれば、KRONOS X とKRONOS2 は、見た目が違うだけで
中身はほぼ一緒になると思います。
 
それぞれの仕様を見ると、KRONOS2 の USB 欄には
USBEthernet アダプター の記述があるのに、
KRONOS X には無いことに気づきますが、
OS Version 2.0 の時点で USB Ethernet 機能は搭載済みなので、
ちゃんとアップデートしていれば問題ありません。

KRONOS シリーズの外形寸法については以下の記事にまとめました。

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