KORG KRONOS X のレビュー19です。
KRONOS X にはオーディオインターフェースが内蔵されています。
ですので、SKYPE などの通話にも利用できます。
一例として設定方法をご紹介します。
用意するもの
・SKYPE が入っている PC
・KRONOS X
・ヘッドホン
・ダイナミックマイク
・USBケーブル
ヘッドホンは演奏時と同様に KRONOS X の
正面にある PHONES 端子に接続します。
マイクは裏にある INPUT1 に繋ぎます。
MIC LINE スイッチは MIC に、入力レベルは
LEVELノブで調整します。
なお、ダイナミックマイクを使用しているのは、
ファンタム電源のサポートがないからです。
相手の音声はヘッドホンを通じて、自分の音声は
マイクを使って届けることになります。
鍵盤で弾いた音についても以降の設定を
行えば送ることが可能です。
そして、USBケーブルで KRONOS X と
PC を繋げば下準備は完了です。
KRONOS X の設定
GLOBAL → BASIC → AUDIO と進み、「INPUT1」
「USB1」「USB2」を "L/R" に設定します。
INPUT1 は文字通りマイク側の設定で、
USB1~2 はヘッドホン側の設定です。
USB1~2 は、どちらかを OFF にすると
分かりますが、片方の音声が止まります。
SKYPE の設定
ツール → 設定 → オーディオ設定に進み、
マイク、スピーカー、呼び出し中を KRONOS
に設定します。
マイクに向かって声を出したり、鍵盤を弾くと、
マイクの下にある「音量ゲージ」が反応します。
また、画像の矢印のマークをクリックすると音声テストが
行えるので、ヘッドホンに音が来ているか確認できます。
最後に保存ボタンを押下すれば、設定は完了です。
まとめ
KRONOS X の記事として紹介しましたが、
USBオーディオ機能がある機種なら同様に
通話が可能です。
今の時代ならミュージックワークステーションを
「ネット配信にも使える!」のようなうたい文句で
売るのもありなのではと思ったり。
ちなみにマイクは audio technica の AT-VD3 を
使いました。安いので通話用に一本持っています。
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