2016年12月5日月曜日

KORG microKEY2-37 レビュー

KORG の MIDIキーボード「microKEY2-37」のレビューです。

投稿日現在は 12月ということで、こたつから出られません。
こたつ&座椅子使用時でも打ち込めるように購入しました。
 
 
コルグの公式サイト製品情報
 
 
付属品
A-B端子のUSBケーブル、取扱説明書、KORG
Software Bundle code が付属します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
USBケーブルは約70cm です。
 
場合によっては長さが足りないので、もう少し長めの
ケーブルを別途購入した方がいいかもしれません。
 
KORG Software Bundle code は、ソフト音源の簡易版
などが無料でダウンロードできるようになるコードです。
 
KORG のサイトでライセンス登録が必要になりますが、
M1 Le などが無料で使えるようになります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちなみに、M1 Le は 32/64ビット両方の
インストーラーが付いてきます。
 
 
鍵盤数による違い
microKEY2 は、25鍵、37鍵、49鍵、61鍵があります。
 
公式サイトにも書いてありますが、25鍵は USB端子のみで、
ダンパーペダルの操作は鍵盤の横に付いている
サスティン・ボタンで行うことになります。
 
それ以外のモデルは USB端子とアサイナブル・スイッチ
端子があるので、ここにダンパーペダルを接続できます。
その代わりサスティン・ボタンはありません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ピッチベンドなどの操作もそうですが、「25鍵とそれ以外」
に大きく分かれます。
 
37鍵以降は、PITCHホイール、MODホイール、
オクターブの DOWN/UP ボタンで統一されています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
私は右手でメロディー、左手で最低限のコードが抑えられること、
こたつテーブル上に置くだけでなく、時にはヒザに乗せられること、
ダンパーペダルが使えることなどから 37鍵を選びました。
 
37鍵の外形寸法は、565×139×54mm なので、やや横長の
PCキーボード(テンキー付き)くらいの大きさになります。
 
 
ナチュラル・タッチ・ミニ・キーボード
軽いキーボードタッチのミニ鍵盤です。
 
通常タイプの RH3 や NH 鍵盤に比べると、
沈み込みは約半分の感覚でした。

打鍵音はかなり静かです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ピアノ演奏は厳しいですが、連打はしやすいので、
ロックオルガンなどの演奏には使えそうです。
 
そもそも価格が手ごろな製品なので、触ってみれば
「まあ、こんなもんだろう」という感想を誰もが抱くの
ではないでしょうか。これ以上の贅沢は言えません。

 
コントロールエディタ
nanoシリーズでもお馴染み、KORG KONTROL Editor です。
 
ベロシティカーブの設定やベロシティ値の固定、
トランスポーズはもちろん、MODホイールで送信
する CC 値などが設定可能です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
nanoPAD2 で使い慣れていたエディタという
こともあり、導入が楽でした。
 
 
その他
ハーフペダルについてですが、DS-1H で挙動を
確かめたところ、機能しませんでした。
CC は 0 と 127 を送信します。
 
USB端子とアサイナブル・スイッチ端子の位置に
ついては、個人的には逆の方がよかったです。
 
ペダルのケーブルが手前に、USBケーブルが
奥にいき、交差してしまうからです。

 
microKEY Air との違い
違いはワイヤレス機能(Bluetooth)があるかどうかで、
外形寸法などは同じです。(Air-25 だけ 20g 重い。)
 
 
ワイヤレス接続時は、単3電池が 2本必要になります。
 
Air にも USB端子があるので、無線&有線を搭載したこちらを
買えば間違いありませんが、Windows 7 は Bluetooth 4.0 に
標準対応していないので、ワイヤレス機能は使えません。
 
仕様欄で確認できますが、Windows 8.1以降かつ
Bluetooth 4.0 に対応している PC が必要になります。
(あくまで "標準対応" の話…)
 
実際は、iPad や iPhone を所持している方が
Air を有効活用できるのかなと思いました。
 
私はワイヤレスで使用するシーンが思い浮かばなかったので、
有線のみの microKEY2 にしました。
 
 
初代 microKEY との違い
投稿日現在、microKEY2 が「microKEY」として KORG の
サイトに載っていますが、初代 microKEY が存在します。
 
 
KORG は 2 として出した製品を「無印」にすることがあります。
例:KRONOS2 → KRONOS など
 
ただ、楽器店では混乱しないように 2 を付けて販売しています。
 
初代と 2 の違いについては、37鍵と 61鍵のアサイナブル
スイッチ端子が USB A端子× 2 になっている、です。
 
ボタン、ホイールといったコントロール周りは microKEY2 と同じ
なので、25鍵についてはスペックにほとんど違いがありません。
 
なお、初代は 25鍵、37鍵、61鍵のラインナップで、49鍵はないです。
 

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