2016年7月23日土曜日

KORG の電子ピアノで演奏を録音する

KORG の電子ピアノで演奏を録音する場合についてです。

SP-170S の録音についての過去記事はあるのですが、
今回は KORG の電子ピアノ全般で書いてみます。
 
なお、扱う機種は投稿日時点での現行機です。
 
 
用意するもの
・電子ピアノ
・シールドケーブル
・ステレオミニ変換プラグ
・PC か MTR
・オーディオインターフェース
・ヘッドフォン
 
 
シールドケーブル
LP-380 と B1 は出力端子が一つなので、
シールドケーブルを一本用意します。
 
SP-280、LP-180、SP-170S は出力端子が二つ
なので、シールドケーブルを二本用意します。
 
ケーブル類については過去記事もご覧ください。
 

ステレオミニ変換プラグ
出力端子がステレオミニタイプの場合、
変換プラグが必要になります。
 
SP-280 の LINE OUT は「L/MONO、R」の標準タイプ
のため、シールドケーブルをそのまま接続できます。
ですので、ステレオミニ変換プラグは不要です。
 
それ以外の機種はすべてステレオミニタイプです。
LP-380 と B1 はステレオミニ変換プラグを一つ、
LP-180 と SP-170S は二つ必要になります。
 
 
PC か MTR
MTR はマルチトラックレコーダーのことで、
演奏を録音するだけならハードルは低いです。
 
機械が苦手という方の選択肢に入ると思います。
 

オーディオインターフェース
PC を使ってハードディスクレコーディングをする場合は、
電子ピアノと PC の間にオーディオインターフェースを
接続します。
 
 
MTR の中には、それ自体がオーディオインターフェースに
なる機種もあるので、最初は MTR を使い、慣れてきたら
PC に移行するというのもありではないでしょうか。
 
作業の快適さについては最初のハードルが
高い分、やはり PC に軍配が上がります。
 
MTR で以下のようにノーマライズなどの編集を行うと、
機種によっては処理に数分掛かったりします。
 

ヘッドフォン
KORG の電子ピアノはヘッドフォンと出力端子が兼用の
機種が多く、また出力端子を使用している間は、内蔵
スピーカーから音が鳴らなくなります。
 
演奏をモニターするにはオーディオインターフェースに
ヘッドフォンを接続するか、別途スピーカーを用意する
必要があります。
 
 
録音
PC で録音する場合、オーディオインターフェースと
付属する DAW の説明書をとにかく熟読します。
 
Cubase なら、デバイスの設定を行ってオーディオトラックを
追加し、録音ボタンを押下するとレコーディングできますが、
最初はここまでの道のりが長いです。
 
 
 
 
 
 
 
 
MTR の場合は録音ボタンを押すだけなので、
とにかく分かりやすいです。
 
なお、出力端子が一つの機種については、DAW や
MTR 側でモノラルに設定してから録音しないと音が
片方からしか聴こえないファイルになってしまいます。
 
間違ってステレオで録音してもモノラルに変換は
可能ですが、この辺りも説明書とにらめっこして
編集作業を行う必要があります。

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