2015年9月10日木曜日

KORG KRONOS X レビュー14(トランスポーズ)

KORG KRONOS X のレビュー14です。

演奏時のトランスポーズについてまとめてみます。
 
KRONOS の設定を漁ると分かるのですが、
トランスポーズを設定するパラメーターは
いたるところにあります。
 
ですので、以下の設定は一例として
ご覧いただければと思います。
 
 
PROG
PROG のトランスポーズ設定は
Common → Basic/Vector → Program Basic の
"Transpose" などで行えます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オシレーター(波形)ごとに設定が可能です。
ピアノ音源の場合は、ピアノの天板の開閉をする画面
(Exi 1 → Main)に "Transpose" があったりします。
 

COMBI、SEQ
COMBI は、Timbre Parameter → Pitch、
SEQは、Track Parameter → Pitch と進むと
"Transpose" があります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

SET LIST
画面左下の Edit をタッチして編集モードに
すると、右上に "Trans" が表示されます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なお、バージョンを 3.0.3 にアップデートすると、
画像のように設定値がスロットに表示されます。
 

GLOBAL
GLOBAL → Basic → Basic の
"Key Transpose" で設定します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
GLOBAL で設定したトランスポーズは、PROG、
COMBI、SEQ、SET LIST すべてに反映されます。
 
例えば、PROG でトランスポーズを +1 に設定した状態で、
GLOBAL でも +1 を指定すると、足されて +2 の音が鳴ります。
 
ドを弾くとレが鳴る状態です。
 
このように、それぞれのモードに影響があるので、
GLOBAL でのトランスポーズの設定には注意が必要です。
 
ちなみに、"Key Transpose" の下にある
"Osc/Timbre/Track Transpose" は、
純正律など平均律以外のスケールに
設定する際、役に立つパラメーターです。
 
平均律で演奏するなら、そのままでOKです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...