2014年3月26日水曜日

鍵盤楽器の選び方 1

ピアノを始めてみたいけど、種類が多くて
よく分からないという方へのガイドです。

ここでのピアノというのは、キーボード、電子ピアノ、
シンセサイザーなどの電子楽器を指します。

アコースティックピアノ(アップライトピアノ、グランドピアノ)は
扱わないのでご了承ください。

まず、電子楽器全体の話として、クオリティは年々上がっています。

電子楽器は、すごく簡単に言ってしまうと、
コンピュータに鍵盤をくっ付けたもの」です。

毎年PC(ピーシー、パソコン)の性能が
上がっていますが、電子楽器も同様ということです。

今では、PCのメモリ、SDカード、USBメモリなどは、
GB(ギガバイト)単位の容量が当たり前ですし、
HDD(ハードディスクドライブ)の容量は、
GBからTB(テラバイト)になりました。

こうした記憶装置の大容量化が特に、
電子楽器に恩恵を与えます。

電子楽器の多くが、PCM音源(ピーシーエム)
というものを採用しています。

これは、あらかじめ本物の楽器の音を録音、
記憶装置に記憶しておいて、鍵盤を弾くと記憶装置に
録音されていた音が呼ばれて、鳴るという仕組みです。

要するに、電子楽器から鳴る音自体は本物の楽器の音になります。
電子ピアノは、「ピアノの音のプレーバック装置」とも言えます。

録音元の音を遜色なく鳴らすには、
容量が大きければ大きい方がよいです。

最新の電子楽器ほど新しい記憶装置を
搭載しているので、音は良いと言えます。

また、今と昔のPCM音源の楽器の音を
聴き比べれば、その差は歴然です。

極端な話、待てば待つほど良い性能の
電子楽器を持てる可能性がある、ということになります。

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