2016年9月12日月曜日

Roland FP-80 と FP-90 の違い

ローランドの電子ピアノ FP-90 が 2016年12月に発売予定です。
 
公式の製品情報:
 

 
過去記事で書いたのですが、投稿日現在の
FPシリーズは以下の 3機種です。
 
そして、2016年9月9日に FP-90 が発表されました。
 
数字から FP-80 をちょこっと改良した上位互換
だと思ったのですが、音源が変わっていました。
 
FP-80:スーパーナチュラル・ピアノ音源
FP-90:スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源
 
ローランドといえば、お馴染みのスーパーナチュラルですが、
FP-90 には "モデリング" の文字が追加されています。
 
調べてみると 2015年時点で LX-7 などに搭載されていたようです。
 
一部引用します。
 
従来の「スーパーナチュラル・ピアノ音源」はあくまで88鍵盤
ステレオサンプリングのPCM音源をベースとし、V-Piano譲り
モデリング・テクノロジーを融合させた音源ですが、今回の
「スーパーナチュラル・ピアノ・モデリング音源」は、
V-Pianoを継承したモデリング音源を搭載しています。
 
PCM ベースから V-Piano 寄りの音源に変わりました。
 
これにより内部での演算負荷は高くなりますが、
サンプリング容量の制約から解放されるため、
ピアノの最大同時発音数が無制限になります。
 
FP-80 と FP-90 の一番の違いは「音源」になると思います。
 
あとは鍵盤の違いや Roland Wireless Connect という無線LAN
から Bluetooth への移行、定格出力や音圧レベルの上昇が
挙げられますが、接続端子はほぼ同じで、USBメモリーへの
MIDI、オーディオの録音機能も健在です。
 
(FP-80 だと WAV形式だけ再生可能だったのが、FP-90 だと
MP3形式も再生できるように地味に改良されてはいます。)
 
また細かいことが分かったら追記していきたいと思います。
 
ここから追記です。
 
 
ピアノ・デザイナー機能
この機能を使うと、自分好みのピアノの音を
作ることができます。
 
例えば、グランドピアノの箱鳴りを調整したり、
鍵盤を弾いている時や離した時の弦の共鳴音、
ダンパーペダルを踏む際に弦が解放されて
「プシュッ」と鳴る音などを設定できます。
 
ピアノ・デザイナー機能自体は FP-80 にもあるのですが、
FP-90 の方がより細かいパラメーターが用意されています。
 
例えば、グランドピアノの屋根の開き具合の調節、一つ一つの
鍵盤ごとの音量調節&硬さ・柔らかさといった音色の調節は
FP-90 にしかないパラメーターです。
 
PCM音源がベースのものにモデリングパラメーターを
付与させたものと、V-Piano 寄りのモデリング音源では、
こうしたパラメーターの数に差異が出てきます。
より細かい設定ができるのが後者です。
 

Bluetooth と Roland Wireless Connect
FP-90 には Bluetooth 機能があります。
スマホやタブレットなどの機器と無線接続が可能です。
 
できることはオーディオ鑑賞、MIDIデータの送受信、
譜めくり機能になります。
 
オーディオ鑑賞は、モバイル機器に入った曲を
FP-90 のスピーカー経由で鳴らすというものです。
 
譜めくりは譜面アプリを使用します。
 
FP-80 には Roland Wireless Connect があります。
 
いわゆる無線LANで、以下の USBアダプターと
無線LAN親機を使い iPhone などと接続します。

できることは、ローランドが出しているアプリとの
連携です。Air Recorder などが使えます。

FP-80 の無線環境を構築するのは正直面倒です。
 
一応、WNA1100-RL を用意しなくてもアドホックモードで
モバイル機器と接続ができるようですが、いずれにせよ
FP-90 で Bluetooth を採用しましたし、無線周りを重視
する方は FP-90 の方が今後のサポートを含めて間違い
ないかなと思います。

 
USBメモリー
USBメモリーはローランドが販売しているものが推奨で、
市販のUSBメモリーはすべての動作を保証していないと
あります。ローランドのUSBメモリーは M-UF2G です。
 
市販のもので済ませたい方は、これに近い仕様のものを
探すといいかもしれません。

 

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