KORG KRONOS X のレビューです。
詰み込めるものを、全部詰み込んだ機種です。
それ故に、すべてを使いこなすには相当の時間を必要とします。
メーカーの公式サイトに説明がありますが、パッと見で
よく分からないような部分や、詳細に語られていない
「KRONOS」 と「KRONOS X」の違いについて
KRONOS が発売された後、KRONOS X が後継機として出ました。
違いは、一言で言うと、「PCM RAM容量と SSD容量が倍増した」です。
ですので、これらは機能面についての違いはありません。
つまり、内蔵されているピアノなどの音色数、音質、
エフェクト類などについてはまったく同じです。
では、記憶容量が増えるメリットは何かというと、
「サンプリングできる時間が増える」
「より多くの音色の追加ができるようなる」
の二点が挙げられます。
サンプリングは公式サイトによれば、KRONOS X の
モノラル録音で6時間以上とあるので、KRONOS での
録音時間はそれ以下ということになります。
音色の拡張についてですが、KRONOS と KRONOS X には、
「KRONOS Sound Libraries」などの追加音色ライブラリーがあります。
既に十分な数の音色が入っていますが、
ダウンロード購入することで、新しい音色を追加することができます。
例えば、ピアノだと、ドイツと日本のピアノをサンプリングした
音色がプリセットされていますが、オーストリアのピアノの
音色を更に追加することができます。
2015/01/30 追記:ベルリン・グランドもリリースされました。
その他にも、ギター、ストリングス、ドラムなどの生楽器を筆頭に、
様々なものが用意されています。
こうした音色はGB単位の容量がほとんどなので、たくさんの
音色の追加を考えている場合は、KRONOS X がベターです。
ただ、KRONOS のメモリー・SSD増設について、
有料ですがメーカーで受け付けています。
KRONOS の本体価格+メモリー・SSD増設費用が、
KRONOS X より安いケースもあるので、
少しでも安く手に入れたい場合は、
色々と探して金額計算してみるといいかもしれません。
2015/01/30 追記:
追加する音色によっては、メモリー増設が必須条件になっているようです。
追加する音色によっては、メモリー増設が必須条件になっているようです。
そのため、初代KRONOS を KRONOS2 と同等にアップデートするためには、
メモリ増設が必要になります。
なお、よく見てみたら、メモリの増設はできそうなんですが…
SSD 増設は販売終了と明記されています。
※ページ自体が無くなりました。
初代 KRONOS は、サポートが怪しくなってきたので、
注意が必要です。なお、KRONOS X は、KRONOS 2
とメモリの容量が同じなので、増設は不要です。
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