KORG の電子ピアノの購入ガイド 2017 です。
以下のページにある機種(投稿日現在)と、
ステージピアノの Grandstage が対象になります。
2016年と比較
2016年と比較すると、今年追加された機種は、
Grandstage、G1 Air、C1 Air になります。
G1 Air は初回出荷分でダンパーの音が
伸び続ける不具合があるようです。
PC経由でアップデートすることで問題は解消される
ようですが、環境の無い方はご注意ください。
以下の過去記事も合わせてご覧ください。
なお、Grandstage はスタンドも付属します。
外部出力
Grandstage と SV-1 「以外」はスピーカー内蔵なので、
楽器単体で音が鳴ります。
ステージピアノカテゴリの機種は、ライブを想定しているため
オーディオ出力(XLR、フォーン端子)は当然完備、LP-380 と
SP-280、G1 Air と C1 Air にも LINE OUT が付いています。
それ以外の機種はヘッドホンと兼用の出力端子になっていますが、
いずれにせよ、すべての電子ピアノが外部スピーカーに繋げます。
MIDI
MIDI の送受信についてです。
USB MIDI:
Grandstage、G1 Air、SV-1
MIDI IN/OUT:
Grandstage、G1 Air、C1 Air、SV-1、LP-380、SP-280
MIDI OUT:
LP-180
MIDI なし:
B1、B1SP
USB経由で MIDI の送受信ができる機種が増えました。
なお、USBオーディオ(オーディオインターフェイス)は
ありません。
G1 Air と C1 Air について、前者が USB端子あり、
後者がなしという違いがあります。
B1 は MIDI端子がないシンプルな電子ピアノです。
「MIDIキーボードとして使う予定があるかも…」という方は、
スペックや価格の近い LP-180 が選択肢に入ります。
オーディオ入力
オーディオ入力は、例えばモバイル機器を接続して
オケを鳴らしながら演奏することができます。
L/MONO、R のオーディオ入力があるのが SV-1、
LINE IN があるのが SP-280 です。
SV-1 と同様に付けてくるかと思いましたが、
Grandstage にオーディオ入力はありませんでした。
なお、ヘッドホン端子が二つある機種なら
以下のように内部で聴くことは可能です。
まとめ
2017年は、電子ピアノが LP-380 → G1 Air や C1 Air、
ステージピアノが SV-1 → Grandstage という風に、
ハイエンドの機種のバトンタッチが行われた年、
といった見方になるのではないでしょうか。
KRONOS の音源を各カテゴリーで流用したのだから、
上位機種になるのは必然とも言えそうです。
自分の環境に合わせて最適な一台を探してみてください。
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