2015年2月24日火曜日

フリーランス音楽家の確定申告5 必要経費 その2

フリーランス音楽家の確定申告5です。

繰延資産の償却
前回、開業費について触れました。
該当する費用をまとめて開業費に出来るのは分かったけど、
開業費にすると何かメリットがあるのか、と感じることと思います。
 
開業費は、初年度に一括で経費にすることはもちろん、
繰延資産として計上し、償却することが可能です。
 
つまり、固定資産の減価償却と同様に、
開業費を毎年少しずつ経費にできます。
 
固定資産と違うところは、計上方法です。
以下は、国税庁の HP です。
 
一部引用します。
繰延資産(開業費)の償却費の計算については、
60か月の均等償却又は任意償却のいずれかの方法によることとされています
(所得税法施行令第137条第1項第1号、第3項)。
 
例えば、開業費が100万円だった時、60か月(5年間)とあることから、
初年度から毎年20万円ずつ計上したり、開業から5年以上経った
任意のタイミングで100万円を一括で経費にすることも可能で、
また、その年から償却を始めることもできると読み取れます。
 
このように開業費はある程度自由に計上することができます。
 
 
確定申告までの流れ
流れとしては、毎日発生するお金の入金・出金、預金・引出と、
それに関する領収書を保管し記帳していくことになります。
 
領収書についてですが、税務署に提出する必要はありません。
 
もし不明瞭な計上の箇所があり、税務署側から聞かれることが
あった場合に証明として見せることはあるかと思いますが、
基本的に保管をしておくだけで大丈夫です。
 
注意点として、領収書は保存期間が7年と決められています。
何年後かに、「初年度の領収書を見せてください」と税務調査が入り、
領収書を紛失した状態だとアウトなので気を付けたいところです。
 
ちなみに、余程おかしな計上をしていなければ税務調査はされません。
私も偉そうに記事を書いていますが、経験したことがないです。
 
聞かれた時にきちんと証明できる書類などが揃っていれば、何も心配はないので、
そういった意味でも第三者から納得してもらえるような帳簿付けを常に心掛けます。
(特に家事按分とか)
 
なお、領収書がない支出については、出金伝票に記入することで処理できます。
まとめてある記事があったのでご紹介します。
 
確定申告に必要な書類ですが、直接記入するタイプの用紙は、
青色申告承認申請書を提出していれば、確定申告の時期(1月~2月)に
税務署から送られてきます。
 
会計ソフトとカラープリンターがあるなら、
自宅ですべての書類を作ることができるのでお手軽です。
 
会計ソフトを使って印刷する場合は、控えも印刷して税務署に持って行きます。
つまり、各書類が2枚ずつある状態です。そうすると、確認印を押し、控えのみ
その場で返却してくれます。
 
これが所得の証明書類になります。この控え自体を使う機会は
無いかもしれませんが、どうせならもらっておきましょう。
特に必要なければ、提出分の書類だけを持参しても問題はありません。
 
申告書類を郵送で提出する場合も、控えと切手を貼った
返信用封筒を同封すれば返送してくれます。
 
私は持ち込んだ方が早かったので直接税務署に行きました。

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