2018年5月24日木曜日

KORG の電子ピアノのマルチティンバー音源対応機種

KORG のステージ・電子ピアノの MIDI IN がある機種で
マルチティンバー音源に対応しているものを調べました。

調べた範囲は LP-380(2013年4月下旬発売)から
D1(2018年5月下旬発売)までになります。
 
対応している機種は以下の通りで、
SV-1 以外は対応していました。
 
・Grandstage
・G1 Air
・C1 Air
・D1
・LP-380
・SP-280
 
マルチティンバー音源については過去記事をご覧ください。
 
ワークステーションのように細かい設定まではできませんが、
ストリングスの音色で自動演奏させながら、それに合わせて
ピアノ演奏をすることなどは可能です。
 
設定例として、PC と 電子ピアノを USB-MIDIインターフェースで
繋ぎ、PC側(MIDI OUT)で音色や音符など自動演奏させるため
の情報を入力して電子ピアノ(MIDI IN)に流します。
 
すると打ち込んだ情報の通りに電子ピアノが伴奏してくれるので、
それに合わせて演奏し、アンサンブルを楽しむという感じです。
 
なお、Grandstage と G1 Air は USB MIDI 対応のため、
USBケーブルでも接続することができます。
 
マルチティンバーとして扱う際は、自分で演奏する音はもちろん
自動演奏される音も電子ピアノ本体から鳴るので、最大同時
発音数を超えないように注意が必要です。
 
G1 Air の記事でも触れたのですが、ピアノの音色は容量が
ふんだんに使われており、ドの音を一つ鳴らすだけでも
「4音分」の発音数が使われることになります。
最大同時発音数が 120音でも、音色によって 1~4音と使われる
数がバラバラなので、自動演奏に音を使いすぎると演奏用の音
が無くなってしまいます。
 
MIDIシーケンサーを使ったことがない方には少しハードルが高い
かもしれませんが、制御できるようになるときっと楽しいと思うので、
ぜひ遊んでみてはいかがでしょうか。

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