2017年12月5日火曜日

KORG KRONOS X レビュー20(鍵盤上の音域ごとの音量調節)

KORG KRONOS X のレビュー20です。

KRONOS は、鍵盤上の音域ごとの音量調節が可能です。
Keyboard Track の画面で設定していきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
HD-1 の場合は、『Amp/EQ → Amp1(2) Mod.』です。
 
EXi も AL-1 などは設定できるようになっています。
『EXi 1 → Amp/Driver → Amp mod.』
 
上記の画像のように、赤枠で鍵盤の「軸」を決め、
青枠で「傾き」を設定することで音量の変化を操作
するという内容です。
 
例えば、赤枠の Key に C3、C4、C5 とオクターブ間隔で
設定をした後、青枠の Ramp の値を適当にいじることで、
一番低い鍵盤から C3 まで、C3 と C4 の間、C4 と C5 の間、
C5 から一番高い鍵盤までについての音量を調節できます。
 
ですので、KRONOS は鍵盤一つ一つに音量設定をするような
パラメーターは用意されていません。
 
レベル変化については以下のようになっています。
 
+00:変化なし
 
+25:4オクターブで 2倍
+50:2オクターブで 2倍
+99:1オクターブで 2倍
 
-25:4オクターブで無音
-48:2オクターブで無音
-95:1オクターブで無音
-99:全音で無音
 
-Inf:半音で無音
+Inf:半音で 2倍
 
実際は、グラフを見つつ音を確認しながら感覚的に
調節していく感じになるでしょうか。
 
プリセットの音色を見ると、この辺りも細かく
設定されていることが分かりますね。
 
ちなみに赤枠の Key の設定時に Enter スイッチを
押しながら鍵盤を弾くと、そのノートが入力できます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この Enter スイッチの設定方法はキーゾーンの
設定などでも汎用的に使えるので便利です。
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...