鈴木楽器の足鍵盤についてです。
ハモンドオルガンでおなじみのメーカーで、ELPやイエス、
ディープパープルなどの洋楽バンドで使用されていた
(されている)ことで有名です。
私は、B'z の The 7th Blues というアルバムに収録されている
「おでかけしましょ」という曲で初めてその音色を認識しました。
洋楽も友人から聴かされてはいたのですが、「何だこの音色は?」
と意識したのが上記の曲でした。
鈴木楽器は MIDI の足鍵盤を販売しています。
XPKシリーズは MIDI IN/OUT 端子で接続するので、
別メーカーのワークステーションでも使うことができます。
ベースパートを足で演奏するのはもちろん、トランスポーズや
オクターブの切り替えと音色チェンジ、また CC の送信による
サスティンやビブラート、エフェクトのセンドレベルの操作が
可能です。
注意点として、XPK-100 の場合は MIDIチャンネルの初期設定が
3 に設定されているので、マルチティンバー音源のキーボードを
用意する必要があります。
ですので、一部の電子ピアノなどでは機能しません。
(マルチティンバーに対応している電子ピアノも中にはあります。)
あと、足鍵盤側にも電源が必要です。サスティンペダルのように
キーボードに接続するだけではないので、少々手間になります。
私もエレクトーンや電子オルガンは何回か触ったことが
あるのですが、足鍵盤での演奏はとても難しかったです。
足でも操作できるようになれば色々やれることが
広がるとは思うのですが…
ということで、偉そうに書いておきながら
私自身は足鍵盤を所持していません。
「鍵盤楽器にはこういう選択肢もあるよ」という
提案として紹介させていただきました。
フレキシブルな対応が求められるライブなどで使えそうですね。
ちなみに「エレクトーン」はヤマハの商標登録なので、それ以外で
具体的な名称のない楽器は電子オルガンとして区別されます。
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