2016年5月11日水曜日

音源部は MOTIF がボイスで MONTAGE がパート

リファレンスマニュアルの音源部についてです。

YAMAHA MONTAGE のリファレンスマニュアルにある
音源部の記述を読んでいて「あれ?」と思ったのが
"パート" という言葉です。何だか聞き慣れない。
 
MOTIFシリーズを所持している方はご存知の通り、
MONTAGE 以前は "ボイス" と定義していました。

MOTIF XF のリファレンスマニュアルより引用します。
ノーマルボイスは、鍵盤の音階に合った音程で発音するボイスです。
音源の最小単位であるエレメントが、最大8エレメント集まって構成
されています。

MONTAGE のリファレンスマニュアルより引用します。
ノーマルパート(AWM2)は、AWM2音源により、鍵盤の音階に合った
音の高さで発音するパートです。音源の最小単位であるエレメントが、
最大8エレメント集まって構成されています。

ついでに私が所持している MO8(MOTIF ES の廉価版)の
取扱説明書(マニュアル)より引用します。
ボイスとは、エレメントと呼ばれる最大4つの音色の組み合わせ
から構成されます。エレメントとは、音の素材である楽器の波形
(ウェーブ)を、ピッチ、フィルター、アンプリチュードなどシンセ
サイザーのさまざまなパラメーターを使って合成したものです。

どの機種も最小単位がエレメントなのは変わっていませんでした。
 
MOTIF XF のボイスモードは「1パートで構成されており、1ボイスを
選択して演奏する」という表現でしたが、MONTAGE ではパートと
いう言葉に統合されたのですっきりしました。
 
個人的にボイスというネーミングは、エレメント(音色)の
集合体だとイメージできるので分かりやすかったです。
 
MONTAGE と MOTIFシリーズそれぞれについて説明する時は、
細かいですがボイスとパートを使い分ける必要がありそうです。

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