2016年4月8日金曜日

ギタリストのためのCUBASE STUDIO4 レビュー

目黒真二 著の「ギタリストのための
CUBASE STUDIO4」のレビューです。
 
 
前置き
「いや、CUBASE4 て!」と突っ込まれそうですが、
本の整理をしていたら出てきたので書いてみます。

私は学生時代にネット環境が無かったので、
音楽の情報源は書籍のみでした。

当時、Cubase SE 3 を購入していじってみたのですが、
「何がわからないかがわからない」ことが分かったので
書店に行き、そこにあったのが「ギタリストのための
CUBASE STUDIO4」でした。

私はギタリストではないのですが、お店にある Cubase
関連の書籍がこれしかなかったのと、内容も求めている
ものに近かったので買いました。初版は 2007年です。


レビュー
この本には「基礎知識からミックスダウンまで」という
サブタイトルがあり、文字通りギターは弾けるけど
DAW の操作方法が分からない人を想定した作り
になっています。

以下の内容で進みます。

・DTM 用語に触れる

・PC と 機材を接続

・Cubase の設定

・ギター録音

・ドラム、ベース、キーボードの打ち込み

・録音したギターの編集作業(ノイズ取り等)

・ミックスダウンをして曲の書き出し
 
「ギタリストのための」なので、バンド編成の
曲制作が目的に設定されています。
 
ボーカルの録音手順はないのですが、
ミックスダウン時の解説はあります。
 
使用機材は PC、エレキギター、オーディオ
インターフェース、MIDI キーボードです。

MIDI キーボードでオルガンの音色をステップ
入力する解説があったのが、購入に踏み切る
動機となりました。

当時は本当に右も左も分からなかった…

ただ、この本はあくまで Cubase の使い方に
重点を置いたものです。

打ち込み例として多少の音符も出てきますが、
作曲はある程度できることを前提に進みます。

ちなみに、オルガンはインストゥルメント
トラックを追加後、懐かしの  HALionOne
を起動することになります。
 
ある程度キーボードの演奏ができるけど
Daw の使い方が分からない、といった方
にも通用する内容だと思います。
 

まとめ
改めてパラパラと眺めてみましたが、Cubase は 4
の頃には土台ができあがっていたなと感じました。

なお、著者は定期的に Cubase 関連の書籍を出しており、
投稿日現在では Cubase 8 に対応した同シリーズも発売
されているようです。

今は検索すれば無料で情報を得られる時代ですが、調べる
ことに時間を費やすよりも、情報が集約された本を読む方
が有益なケースもあるんですよね。

実用の段階に入るような作業の場合は、本とネットの
併用が一番だと考えています。

Cubase 4 だと 最新のバージョンとはメニュー位置なども
変わってくるとは思いますが、基本的な使い方は同じですし、
中古本をお試しで購入して、内容が良ければ最新版を買う、
というのもありかもしれませんね。
 

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