2016年1月19日火曜日

地方から見た音楽CD の現状

地方から見た音楽CD の現状に
ついて書いてみます。

私は今新潟県に住んでいます。

以前、サラリーマンをしていた頃は、
プロジェクトの関係で東京に数か月間
常駐するということが何度かありました。

そこで感じたのは、公共交通機関で移動ができる
環境なら、CD は要らないということです。

さらに、私は東西線を利用することが多かったので、
満員電車の中で iPod のような携帯型デジタル音楽
プレーヤーで音楽を聴く余裕すらありませんでした。

帰ってきて、寝る前にちょっと聴くくらいです。
会社勤務をしていると音楽を聴く機会がないと。
(拘束時間が異常だったのもありますが…)

一方、地方についてです。
 
私も CD を自作して販売しているのですが、
聴く状況を伺うと「寝る前に聴いている」か
「車の中で聴いている」の二択でした。
 
地方だと移動手段のメインが車なので、
CD を買って直接聴く方が早いという
一定の需要があるんですよね。
 
HDD を積んだり、iPod などを繋げることができる
機器もありますが、車はあくまで移動手段と考えて
いる人のカーオーディオは大抵 CDプレーヤーです。
 
同じ地方に住む友人は iTunes で配信したけどまったく
売れず、みんな CD を買っていったと話していました。
 
何が言いたいのかというと、都市と地方では音楽配信と
CD の消費バランスが若干違うということです。
 
そもそもとして、自分の音楽の
ターゲット層はどこなのか。
 
そのターゲット層はどういった形の
音楽メディアを求めているのか。
 
これらを考えずにネットの情報だけで判断して
行動すると、ニーズが一致していない無駄な
ことに労力を費やしてしまいます。
(失敗も大切な経験ではありますが)
 
まずは、自分を応援してくれている身近な人が
どういった媒体で欲しいのかを考えることから
始めるといいのかなと思いました。
 
少なくとも地方(新潟)ではまだ CD が強いと感じます。
 
私自身も好きなアーティストの曲は CD で買いますが、
今の時代、これも地域性なのかなと考えています。
 
最終的には「人それぞれ」という言葉に落ち着いてしまう
わけですが、都市と地方、サラリーマンとフリーランスを
経験した人間の視点で書いてみようと思った次第です。
 
 
上記は日本レコード協会が行った統計です。
 
調査地域を全国ではなく地方だけに絞ると、
また違った結果になると思うんですよね。

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