2015年11月9日月曜日

引越し後は、住民票の除票・戸籍の附票の取得の検討を

住民票の除票・戸籍の附票についてです。

住民票の除票
住民票の除票は、例えば A市 → B市に引越したとして、
引越し前の A市で取得することができるものです。
 
記載されているのは下記リンクにもある通り、住民票の
内容+引越し先の住所と転入・転出日になります。
 

戸籍の附票
戸籍の附票は「本籍地の役所」で取得します。
 
本籍の住所は住民票で確認することができます。
実家の住所のままという方も多いのではないでしょうか。
 

使用用途
これらの使用用途は「引越し履歴の証明」です。
以下リンクより引用します。
 

・住所変更を行う場合は、車検証記載の住所から、
現住所までの繋がりが分かる住民票が必要となります。
 
【 例 】 2回引越をされている場合
ひとつ前の住所は、現住所の市区町村発行の
住民票に記載されていますので、その住民票がまず必要です。
 
ふたつ前の住所は、ひとつ前の住所の市区町村発行の住民票(除票)
に記載されていますので、その住民票(除票)が必要です。
 
結果、合わせて2つの住民票が必要となります
 
もし、ふたつ前の住所を証明する住民票(除票)
を用意することが困難な場合は、戸籍の附票をご用意下さい。
但し、戸籍の附票は本籍地の市区町村役場での発行となります。
 
 
これは、1回目の引越しで何らかの理由があり車検証の
住所変更ができず、2回目の引越しで住所変更をする
ケースなんだと思います。
 
例えば、A市 → B市 → C市と引越してきた場合、
現住所の C市で住民票を取得すれば、引越し前の
住所 B市と現住所の C市が確認できます。
 
B市で住民票の除票を請求すると、前住所として A市、
住所として B市、転出先として C市が載っています。
 
これにより、A市 → B市 → C市と引越したことが証明できます。
 
注意点として、最初のリンクにも書いてありますが、
住民票の除票は 最低保存期間が5年間 と定められています。
 
「最低保存期間」なので、役所によっては 5年以上保管している
こともあるかもしれませんが、引越してから 5年以上経ち B市で
除票を請求しても発行してもらえない可能性が高いです。
 
そこで、戸籍の附票が登場します。
 
「最初から戸籍の附票を取得すれば早いんじゃ?」
と思われるかもしれませんが、戸籍の附票リンクの下の
"戸籍の附票の請求・取得時の注意点" にもあるように、
転籍や婚姻、改製で引越し履歴がリセットされます。
 
 
結局どうするのがベターか
結局、引越しをする機会がこの先も
ありそうな場合はどうすればいいか。
 
上記リンクのように、後になって慌てないために、
「引越し後、前の市役所で除票を作るクセをつける」
のが間違いないと考えています。
 
戸籍を異動せざるを得ない状況になれば、
そちらに意識がいって附票のことは忘れてしまう
でしょうし、堅実にいくのが間違いないと思います。
 
住民票の除票と戸籍の附票はもしかしたら
使う機会がないまま終わるかもしれませんが、
とりあえず持っていれば間違いないものです。
 
引越しを終えた方や転籍の予定がある方は取得
できるうちに取っておいた方がいいかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...