2015年8月3日月曜日

AYREON 「The Final Experiment」

元 VENGEANCE のアルイエン・アンソニー・ルカッセンの
AYREON(エイリオン)プロジェクト初作品
「The Final Experiment」です。

エイリオンプロジェクトは、アルイエンが中心となり
ゲストミュージシャンとロックオペラアルバムを
制作するプロジェクトです。

The Final Experiment が、その1枚目になります。
作曲に 2年、レコーディングに 2ヶ月半掛かったそうです。

「6世紀に生まれた盲目の吟遊詩人であるエイリオンが
中世の暗黒時代に冒険の旅に出る」というお話です。

いわゆるコンセプトアルバムで、メタル好きな方には
ANGRA の「Temple of Shadows」のようなアルバム
といえば早いと思います。
 
CD に入っている小冊子の文章の一部を引用します。

思い描いてほしい。
"シンセサイザーのカーペットをしきつめ、
ディストーションの効いたギターの壁から
なるゴシック調の教会" の姿を。

好きな人にはたまらない文言です。
悪魔城ドラキュラを連想しました。

楽曲はシンフォニックなプログレのような感じで、
ギターと同じくらいシンセが多用されています。

約20年前の作品ということで、
ストリングスも明らかにハード音源の音なのですが、
その手の音色が好きなので聴いていて心地良いです。

私は、13曲目の「The Charm Of The Seer」がツボでした。
シンセ好きなら必聴の一枚です。
 

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