2015年5月15日金曜日

KORG KRONOS X 音作りの基本2(フィルター)

音作りの基本2です。

フィルター
オシレーターで波形を選んだ後は
フィルターで自分好みに音を変化させます。
 
シンセサイザーのフィルターは、エアコン、掃除機、
コーヒーメーカーなどと同様に、特定のものを取り除く
ろ過装置としての役割があります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
フィルターにはいくつかタイプがあります。
 
赤丸箇所にあるのが、
ハイパス・フィルター(High Pass Filter)と
ローパス・フィルター(Low Pass Filter)です。
 
ハイパス・フィルターは、
高域(High)だけを通(Pass)します。
つまり低域をカットするフィルターです。
 
ローパス・フィルターは、逆に高域をカットします。
 
他にバンドパス・フィルター(Band Pass Filter)などもあり、
これは、ある帯域(Band)だけを通すものです。
(MS-20EX の場合、バンドパス・フィルターは
Patch Panel の画面で設定することができます。)
 
そして、フィルターにはカットオフ、
レゾナンスというツマミが用意されています。
 
MS-20EX の場合は「CUT OFF FREQUENCY」「PEAK」に
それぞれ、カットオフ、レゾナンスの役割があります。
 
カットオフは、カットする周波数を指定するものです。
例えば、ハイパス・フィルターでカットオフの値を
上げると低域がカットされるので、音が細くなります。
 
レゾナンスは、カットオフ周波数付近を強調します。
シンセベースのような「ビョン」という音を作る時に
レゾナンスは欠かせません。
 
これらのツマミをグリグリいじりながら
音を加工していきます。

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