2014年4月14日月曜日

鍵盤楽器の選び方 10(ソフト音源 番外編)

ソフト音源 番外編
最初の一台としては、導入に色々と手間が
掛かりますので、番外編として紹介します。

ソフト音源とは、文字通りソフトウェアの音源で、DVD-ROM などの
媒体になっており、これをPCにインストールすることで、
PC自体をシンセサイザーの音源として扱えるようになります。
 
音源部がソフトウェアになり、 物体として
存在しないので、価格は抑えることができます。
 
演奏情報のやりとりは、MIDIキーボードで行います。
MIDIについての説明は、MIDIとは をご覧ください。
 
MIDIキーボードは、シンセサイザーから音源を抜き取って、
鍵盤だけを残したものという認識でいいと思います。
 
音源が入っていないということは、MIDIキーボードだけを
購入しても音が鳴りません。別に音源が必要になります。
 
今回ならソフト音源がインストールされたPCがあるので、
互いに繋げることで、演奏が可能となります。

ちなみに物体として存在する音源は、ハード音源と言います。
 
今まで説明してきた、ファミリーキーボード、電子キーボード、電子ピアノ、
シンセサイザーは、このハード音源とMIDIキーボードが一体となった
電子楽器ということになります。

電子楽器単体で演奏していると、あまり実感がありませんが、機内の
音源部で MIDI のやり取りが行われていて、最終的に音が出ています。
 
ですので、これらはMIDIキーボードとしても使うことができます。
 
ソフト音源には、様々な音色を集めたものもあれば、
ピアノのみに徹底したピアノ音源など種類はたくさんあります。
 
PC にもある程度のスペックが要求されますが、
こうした音源をどんどん追加できて、鍵盤は
MIDIキーボード一台のみで場所を取りません。
 
外に持ち出す機会が無ければ、ソフト音源で揃えて
しまうのが、一番コストパフォーマンスが良いです。

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