2014年3月30日日曜日

鍵盤楽器の選び方 5(ファミリーキーボード)

ファミリーキーボード
鍵盤が光るタイプのキーボードで、
家電量販店でも販売されています。

CASIOの光ナビゲーションキーボードや、
YAMAHAのポータトーン(PORTATONE)があります。

鍵盤数は、61鍵(プラスティック鍵盤)がほとんどです。

楽譜を見ながら曲を覚えるのが従来のピアノの練習方法
ですが、次に弾く鍵盤が光って教えてくれたりと、
ゲーム感覚で曲を覚えることができます。

また、液晶ディスプレイに五線譜があり、鍵盤を弾くと、
どの音を弾いているか音符で表示されます。

楽譜が読めなくても、ディスプレイを見ながら
進められるので、従来の練習も可能です。

曲を弾く時には正しい指使い(運指)が求められますが、
どの指で弾けばいいかもディスプレイに表示されます。
ちなみに楽譜では、指番号として記載されています。

メトロノーム機能や自分の演奏を録音できる機能もあり、
テンポキープなども身に付けられます。

なお、メトロノーム機能、録音機能は、ファミリーキーボード
以外の機種でもほとんど付いているので、他の機種の説明
では割愛させていただきます。

USB端子でPCと連携し、練習曲をダウンロードできるなど、
様々な機能も提供されています。

値段は、1万円~3万円台で、楽器に内蔵されている
練習曲を楽譜化したものが付属されますが、
一部の曲は除外されている場合もあります。

周辺機材は付属されないことがほとんどなので、
ダンパーぺダル(サステインペダル)や、
スタンドを別途購入する必要があります。

アンプ内蔵スピーカーは一体型なので、
音出しはすぐにできます。

「おもちゃ」として分類されがちなファミリーキーボードですが、
独学で練習するには十分な機能が備わっています。
 
音質についても、今までの説明の通り、
現在進行形で良くなっています。

値段も一番安価な機種なので、
「続くか分からないので、予算は低め。とりあえずお試しで始めたい。」
「楽譜も読めないし、ピアノの練習って何から始めたらいいか…」
という方は、ファミリーキーボードがおすすめです。

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